仕事ができる人の特徴を教えます【すぐマネできる最重要の5項目】

中堅君
はぁ仕事がうまく行かない、、。仕事ができる人のコツとか特徴があったらすぐにでもマネしたいな。このままだと自分に嫌気がさしてやる気0になりそう(T_T)

たけ
僕も昔同じ状況だったので分かります。でも実は少しの心がけと工夫、行動で仕事ができる人になることができます。難しい精神論やハイレベルなスキルなど不要ですので、詳しくお伝えしますね。

 

本記事の内容
・仕事ができる人の特徴が分かる
・仕事に対する大事な考え方が分かる
・それでも仕事ができない時の対処法が分かる

たけと申します。現在、半導体メーカーでプロセスエンジニア兼係長として働いています。私は34才、46才で2度転職を経験しています。

 

前職では管理職として、いろいろなタイプの課員を指導しましたが、中には残念ながらミスが非常に多く、周りから「仕事ができない奴」とレッテルを貼られている人もいます。

 

でも私から見れば、ちょっとの心がけと工夫でミスは減らせますし、十分「できる人」になれます。本日は、明日からマネできる、普遍的な「仕事ができる人の特徴」をまとめてみます。

 

難しい自己啓発書にありがちな「ハイレベルすぎる思考・習慣・スキル」とは無縁の、誰でも心がけ次第で実践できる内容を説明していますので、ぜひご一読ください。

 

仕事ができる人の特徴

本項目では仕事ができる人の特徴をあげ、それを詳しく解説していきます。仕事ができる人の本質的な特徴は、結局この5項目に集約されます。

  • ミスをしない
  • 失敗しても最短最善でリカバリする
  • 上司の依頼は常に前倒しで完了
  • 成功は周りの方のおかげだと考える
  • 自分の仕事に絶対の自信を持つ

の5点です。では詳しくご説明をしていきますね。

 

ミスをしない

ミスをしない人は上司からも同僚からも確実に仕事ができる人と認められるでしょう。

 

なぜなら上司にとっては、依頼した仕事を”決まった日程で決まったクオリティで仕上げてくれることが第一優先”ですが、ミスのない人になら安心して任せられるからです。それが結果的に「仕事ができる」の評価につながります。

 

実は世間的にも良く誤解をされていますが、「仕事ができる人=難易度の高い仕事をこなせる人」ではありません!当たり前の仕事をいつでも要求通りに仕上げられる人です。

 

具体的な事例を思い浮かべてみましょう。あなたの部署の役職者(係長、課長、部長)で、派手で大きい業務実績はないけど、圧倒的な信頼度がある、という方はいませんか?

 

多分そういった方々は、そのポジションにあがるまで、致命的なミスをせず、求められた納期と品質を当たり前のように全てクリアしてきています。つまり「この人なら大丈夫」という実績と信頼感を勝ち取れば、組織では評価されやすいということです。

 

失敗しても最短最善でリカバリする

さきほどミスをしない人が評価されやすい、とお伝えしましたが、実は失敗をしても最短最善でリカバリできる能力があれば非常に頼りにされ「仕事ができる」と評価されます。

 

というのも、業務では想定外の事態やトラブルが発生し、自分のせいではなくとも結果的に失敗やミスが発生することがあるからです。そんな緊急事態に機転と人を動かしリカバリできる能力は重宝されるのです。

 

事例として前職で一緒に仕事をした開発部門のK課長さんのお話を上げてみます。その部署ではあるお客様からの依頼で半導体製品を製造していました。

 

短納期の仕事で皆必死でしたが、担当者が何と製造条件を間違え、想定の動作が100%確認できない不良サンプルになってしまいました。担当者はショックで呆然でしたが、K課長の動きは見事でした。

 

出来た不良品を徹底的に検査・解析をし、60%程度はお客様が望んだ評価ができること、そして残り40%は旧製品で確認済の内容のため問題はでない、問題が出たら責任は取ると断言したのです。

 

更にお客様にそこまではっきりと宣言を出した裏では、製造部隊に根回しを行い、全製品の中で最優先で失敗製品の再製造できるような段取りと約束を強引ですが取り付けました。

 

多少剛腕ですが、失敗してもお客様の望む回答(知りたいこと)にきっちり答えつつ、完璧な製品は最短で出せるよう準備と段取りは組む、という見事な仕事でした。彼はいま部長です。

 

上司の依頼は常に前倒しで完了

上司の依頼の仕事を常に前倒しで完了していけば、結果的に「仕事ができる人」と思われます。

 

なぜなら前倒しで依頼した仕事が終われば、次々に上司から違う依頼が入り、普通の人よりも「短期間で多くの仕事をする人=仕事ができる頼りになる部下」という印象になります。

 

私も管理職を経験していますが、上司が部下にお願いする仕事は難しすぎてできない仕事は頼みません。丁度良い日程でできそうな仕事を、それが出来そうな担当にお願いするのです。

 

ですので、任されたあなたは、いつもより少しだけ頑張って上司に依頼された日数よりも1日でも2日でも早く結果を出しさえすれば早く正確に仕事ができる部下と認められるのです。

 

実はいまの私の部署の部長さんがそういう方です。元々専門外の部署から異動してきた方で、正直技術力があまりないのですが、トップの事業部長から絶大な信頼を何故か勝ち得ています(笑)。

 

トップから依頼された仕事は絶対前倒し完了を信条にしており、やはり前倒しで結果が出れば「あいつの仕事は早い」「もう一つ依頼できるな」という感じで上司の信頼が上がります。

 

成功は周りの方のおかげだと考える

大きな仕事やプロジェクトが成功した時に、自分の手柄ではなく周りの方のおかげだと考えられる人は結果的に仕事を上手に進められる人として重宝されます。

 

はっきり言います。サラリーマン、特に30~40代に差し掛かると人の業績や成功に対してかなり嫉妬深くなるものです。僕もそうでした。実績が給料に響くので、それが正直な気持ちですよね。

 

だから実績を出して成功した人が「俺が頑張ったからな~」なんて自慢してると、こんな奴認めない!何があっても協力しない!となります。このリーマン心理は良く理解しましょう。

 

サラリーマン誰にでもあるネガティブ心理を理解すれば、もしご自分が業務やプロジェクトで大きな成功を収めた時にあなたの力で成功できたときちんと伝えれば相手は本当に喜び感謝してくれます。

 

当たり前ですが、どんな仕事でも人が基本です。自分が心を動かされた相手に対しては、特別な感情と配慮をもって助けてくれるものです。なので、自分の手柄、という考え方はまず改善しましょう。

 

自分の仕事に絶対の自信を持つ

自分の仕事に絶対の自信があれば、相手の依頼を要求通りに完璧にこなすことができる為、仕事ができる人と認められるケースが多いと思います。

 

ミスをしないよう、細心の注意で小さな仕事の成功を積み重ねれば、いつしかそれがあなたに大きな実績と自信をもたらすと思います。そうなると言動と行動に圧倒的に信頼度が増します

 

例えば上司が方針や対処に迷う時に
「それは〇〇ですよ、過去に経験済です」
「私が担当しましょうか?2日で終わります」

 

等、進言してくれる部下があればすごく心強いですし、自分が申し出た言った通りに業務を遂行すれば「さすがこの部下はできる人材だ!」と更に頼りにされますよ。

 

実は過去に僕がこのやり方で上司やクライアントの信頼度を獲得しました。34才で転職したてて実績も無い頃に、まずは小さな仕事を沢山こなし少しづつ周りの信頼を勝ち取りました。

 

幅広い仕事をこなしたおかげで自信もつき、課内会議や顧客との打ち合わせの際にも積極的に「自分ならこう考える」「こう考えればできます」という提案を行い、実際成功させました。

 

仕事に対する大事な考え方

ここではあくまで、私たけの個人的な見解ですが、仕事に対する大事な考え方をお伝えします。サラリーマン等の組織で働く方にはわずかでも参考になれば幸いです。

 

私が大事にしている3つの考えは
「仕事は誰かのために行うもの」
「仕事は誰かの助けで成り立つもの」
「辛い時はやりがいがあると考える」

 

これまで仕事ができる人の特徴を5点ほど述べてきましたが、常に上記3つの考え方を根底に仕事を行えば、その5点を満たす仕事のできる人になることも可能かと思います。

 

つまり、誰かのために尽力し、非常事態・大変な時でも諦めず最善の手段を取れるよう自らが汗をかき努力をすれば、かならず誰かの助けを得て大きな成果が得られるということ。

 

極端にドライな会社では成り立たない可能性もありますが、少なくとも私が経験した製造メーカー社では同じマインドが通用していました。浪花節が大事な局面もあるんですよ(笑)。

 

それでも仕事ができない時の対処法

これまで述べてきた心がけ、行動指針である5点

  • ミスをしない
  • 失敗しても最短最善でリカバリする
  • 上司の依頼は常に前倒しで完了
  • 成功は周りの方のおかげだと考える
  • 自分の仕事に絶対の自信を持つ

 

に真摯に取り組んでいれば、徐々に周りからの信頼度や評価もあがり、仕事ができる人、という評価も得られると思います。ですがそれがかなわない状況もあります。

 

1つは、すでに部署内で「仕事ができない人」という評価が固まってしまっている時。これまでミスや失敗が多くイメージだけでそう思われている場合は、評価を覆すのは大変です。

 

そもそもミスや失敗が多いということは、今いる部署の仕事が実はあなたに向いていないだけなのかもしれません。その場合は、無理に残って仕事をせずとも違う選択肢があります。

 

もう1つは上司に問題があり、正当な評価を受けられない時です。私が1社目で鬱になった時の上司のように、まったく責任を取らない人やパワハラ野郎が上司だと不当な評価が続きます。

 

どんなに丁寧で正確な仕事をし、チーム誰かのミスや失敗を全力でカバーする努力を継続しても、そういったアホ上司は「最初から見てない、興味ない」という状況があります。

 

いずれの場合も、いまの部署にいる限り望みはありません。サラリーマンは決断したら次の職場に自由に動けるのが利点です。環境を変えてリセットし、心機一転するのが最善策です。

 

最初はハードルが低い社内転職を検討してみてください。ただもし社内転職制度自体がなかったり、社内の異動が難しい場合は転職も視野に入れて活動をされた方が良いです。

 

私がこれまで経験した社内転職、転職で成功するためのポイントを丁寧にまとめていますので、こちらの記事をぜひ参考にしていただければと思います。あなたのお役に立てればと思います。

 

参考記事社内転職に成功する4つのコツを教えます【成功者の実践お墨付き】
参考記事30代の転職で失敗しない4つのポイントとは【転職組の即戦力課長談】

 

まとめ

では本日の記事の内容をまとめます。

 

仕事ができる人の特徴は

  • ミスをしない
  • 失敗しても最短最善でリカバリする
  • 上司の依頼は常に前倒しで完了
  • 成功は周りの方のおかげだと考える
  • 自分の仕事に絶対の自信を持つ

の5点です。

 

仕事に対する私なりの大事な考え方は

  • 仕事は誰かのために行うもの
  • 仕事は誰かの助けで成り立つもの
  • 辛い時はやりがいがあると考える

という考え方です。

 

ただ、どんなに努力をしても周りから評価されず、ご自身の実績も自信も得られない場合があります。その場合は、過去の私のように環境を変えリセットするのが良い手段だと思います。

環境を変えるなら、それなりの準備と考え方・行動が必要になってきます。過去に私が社内転職、転職にてうまく進めることが出来た実績を下記の記事にまとめているのでぜひご覧ください。